提出を忘れるとどうなる?事業年度終了届の未提出によるリスクと対応方法
提出を忘れるとどうなる?事業年度終了届の未提出によるリスクと対応方法
建設業許可を受けている会社は、毎年事業年度終了届の提出が義務付けられています。提出を怠ると、次回の更新許可や経営事項審査(経審)に大きな影響が出ることがあります。今回は、提出を忘れた場合のリスクと正しい対応方法をわかりやすく解説します。
事業年度終了届の提出義務とは?
事業年度終了届は、建設業許可を受けている事業者が、毎事業年度の経営状況を行政に報告するための届出です。法人だけでなく、個人事業主で建設業許可を持つ場合も対象となります。
この届出により、行政庁は建設業者の経営状況を把握し、適正な業務運営が行われているかを確認します。未提出は「行政への報告義務を果たしていない」とみなされ、許可維持や経審に影響します。
未提出による具体的なリスク
事業年度終了届を提出しない場合、以下のリスクがあります。
- 次回の建設業許可更新申請が受理されない
- 経営事項審査(経審)の評点にマイナス影響が出る
- 公共工事の入札参加資格に不利となる
- 行政からの指導や勧告を受ける可能性
提出忘れに気づいたときの対応方法
もし提出を忘れていたことに気づいた場合は、できるだけ早く行政庁に報告し、提出手続きを進めましょう。原則として許可を受けた行政庁に提出することが基本です。
- 届出書と決算書を準備し、速やかに提出する
- 未提出期間が長い場合は、行政庁に事前相談して指示を受ける
- 次回更新や経審に影響を与えないよう、記録を残す
ポイント:未提出のまま放置すると、更新申請や経審に直接影響します。速やかな対応が重要です。
行政書士に依頼するメリット
提出忘れや書類作成の不安がある場合は、行政書士に依頼することで、書類作成から提出まで確実に行えます。会計書類との整合性もチェックしてもらえるため、経審や更新許可申請において安心です。
まとめ
事業年度終了届の未提出は、建設業許可の更新や経営事項審査に大きな影響を与えます。提出を忘れた場合は、できるだけ早く行政庁に報告・提出することが重要です。不安がある場合は、行政書士に相談することで、確実に対応できます。提出忘れによるリスクを回避し、建設業経営を安定させましょう。
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