建設キャリアアップシステムのレベル判定とは?
こんにちは。本日のご相談です。
Q 建設キャリアアップシステムのレベル判定とはどんな制度ですか?
A 建設技能者のレベル判定(能力評価制度)とは、技能者のスキルを能力評価基準に照らしあわせ、基準をクリアした人にレベルが付与される制度です。
建設技能者のレベル判定(能力評価制度)を受けるためには、対象の技能者が建設キャリアアップシステムの技能者登録(詳細型)を完了していなければなりません。
建設キャリアアップシステムの技能者登録が済んでいる人は、まず「ホワイトカード」を取得します。
つまり、レベル判定を受ける前提条件は、「ホワイトカード」を手に入れておくことであると言えます。
発行される建設キャリアアップカードの色と技能レベルの関係は以下の通りです。
レベル1 ホワイト 初級技能者(見習いの技能者)
レベル2 ブルー 中堅技能者(一人前の技能者)
レベル3 シルバー 職長として現場に従事できる技能者
レベル4 ゴールド 高度なマネジメント能力を持った技能者(登録基幹技能者など)
4種類の中で最も高いレベルは、レベル4(ゴールド)です。
手続きや申請が少し面倒に感じるかもしれませんが、技能者や事業者にとって優れた専門スキルをアピールできるので、自社に対する評価が高まったり、技能者の給与アップにつながる可能性もあり、メリットは決して小さくはありません。
可能であれば積極的にレベル判定を行いましょう。