専任技術者が退職してしまったら?
こんにちは。本日のご相談です。
Q 専任技術者が退職してしまったらどうすれば良いでしょうか?
A 建設業許可を持っていて、専任技術者が退職してしまった場合、代わりの方が在職していれば変更届を出すだけで問題ありません。
もし代わりの方がいない場合は建設業許可は廃業になってしまいます。
また、退職したのにもかかわらず届出を行わず、そのままにしている場合や、期限までに届出が間に合わないと、厳しい罰則等が課せられてしまう場合もあります。
しかし、許可を取る要件の中でも“専任技術者”は特に条件が難しく、そう簡単に後任を見つけると言っても、容易ではありません。
突然専任技術者が退社しても困らないように、
・専任技術者の要件を満たせる従業員を育てる
・必要となる国家資格を取っておく
・社会保険に加入しておくこと
・営業所ごとに、いつ退職しても対応できるように、候補となる者を配置しておく
など、万が一の事態に備えておくことが大切です。